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ウィズ・エイジング-何歳になっても光り輝くために-

ウィズ・エイジング
-何歳になっても光り輝くために-

著 者:鳥羽研二
四六判 248頁 ソフトカバー
定価 1,575円+税
ISBN 978-4-907804-17-6

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「瞬間の謳歌」から「時間軸への畏敬へ」

 高齢化社会がかなりの速度で進む現在、私たちは自分の心身について、真に何をどのように知っておかなければならないか。どうすれば、何歳になっても心身ともに充足して、輝いた日々を送ることができるのか。
高齢医学の第一線に立つ医師が、臨床と研究、繰り返す思索を通して、真のエイジングとは何かをわかりやすく、かつ科学的に解説します。
行き過ぎたアンチ・エイジングの愚を批判するとともに、年齢に寄り添い、 年齢を重ねることに積極的な価値を見出す「ウィズ・エイジング」という理念を優しく、熱く語りかける一冊です。

 鳥羽 研二(とば けんじ)
(国立長寿医療研究センター・病院長)
著者近影 <略歴> 
1951年長野県生まれ。東京大学医学部卒。
米国テネシー大、東大医学部老年病学助教授を経て、2000年から杏林大学医学部高齢 医学主任教授。同大学病院もの忘れセンター長を兼務。
専門は認知症を中心とする老年医学。2010年から現職。

著書に『間違いだらけのアンチエイジング』(朝日新書)、 『認知症の安心生活読本』(主婦と生活社)など。
編著書に『高齢者総合的機能評価ガイドライン』(厚生科学研究所)、 訳書に『エンドオブライフ・ケア 終末期の臨床指針』(医学書院)など。

    【本書の内容(もくじから)】

       第1章 アンチ・エイジングを批判する

        その1 なぜこの本を書くか
         アンチ・エイジングの蔓延にいてもたってもいられない

         老化や病気は人間の本質的なものではない

         認知症の脳にもすばらしい財産がある
        その2 さまざまなエイジング理論
         あなたは現役続行派?それとも隠居派?

         エイジズム(年齢差別)を告発

         ジェロトランセンデンスからウィズ・エイジングへ

       第2章 超高齢社会が津波のようにやってくる

         2055年、日本国民の4割が高齢者になる

         なぜ軽症でも救急車を呼ぶのか

         人間の寿命はどんなに延びても120歳止まり

         30万人が死に場所を失う

       第3章 死をどうとらえるか

        その1 二つの死
         末期の小康

         終末期の医療は患者本位で

         患者と家族のふれあいを妨げない

         父の死
        その2 日本人とウィズ・エイジング
         俳句カルタを治療に取り入れる

         季節感と死生観

       第4章 ウィズ・エイジングをどう実践するか

        その1 <年代別>加齢による心身の変化にどう対処するか
        その2 ウィズ・エイジング的日常生活
         美容について

         ダイエットについて

         食事について

         趣味について

         性について

       第5章 ウィズ・エイジングで開く未来

         臓器移植は長寿のためでなく、治療としての研究を

         脳死について

         不妊治療はどこまで許されるか

         延命治療をどこでストップするか

         孤独死と無縁死

      〈付録〉老いのことわざや名言をウィズ・エイジングで読み解く
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